27歳の私

職場の宿直室で誕生日を迎える。


27歳を振り返ってみると、びっくりするくらい前半の記憶がほとんどない。なんとか思い出してみてもなんだか遠い昔な気がしてピンとこない。それくらい後半が濃厚すぎたという事かもしれないけど。


今まで知らなかった世界に飛び込んでみて、本当に色々な人がいることが分かったし、自分なんてまだまだヒヨッコだと痛感した。世界は広いです。広げようと思えばどこまでだって行ける。自分の世界は自分で選べるんだって思った。好奇心が爆発して、とてもハッピーな気持ちになって、まだまだたくさんの人と会って、自分の世界をどんどん広げて、唯一無二の景色が見たいと思った。


私は本当に破茶滅茶な状態が好きなんだな、という事も分かった。


あと大切な人って、自分がどうしても何してでも大切にしたい人なんだな、と思った。上手く言えないな。私は好きな人が多い割に自分を理解してもらえないと簡単に縁切っちゃう我儘野郎だけど、自分よりも相手の気持ちを尊重したくなるって自然に思える相手もいるんだなぁというか…当たり前の事なのかもしれないけど。大切って理屈じゃないんだね!


なんとなく精神的に大人になった気がした27歳でした。自己評価二重丸!

2018年5月12日事件

私の人生において五本指に入るくらい最悪な泥酔をかましてしまった。


どこまで最悪かというと、本当に酷すぎるからほとんど割愛するけど、朝起きたらフローリングに吐物落ちてた…

マット上じゃなかったのが唯一の救い。


しかももっと最悪なのが、一緒に飲んでた人がまだ私の事をよく知らない様な距離感の人で、きっともうこれ縁切られるだろうなレベルで迷惑かけたと思う(記憶ないけど断言できる)。


私の酒癖の悪さには定評がありますが、流石にすごく仲良し以外の方に迷惑をかけてしまったのは(すごく仲良しの方にも本当ならば迷惑かけるべきではないし、手のひらにゲロ吐くなんて言語道断だけど)本当に申し訳無かったし、そんな自分にもすごくショックで、今回は本当に本当にほんとうに反省大賞です。


私、大人になったら自然にお酒の飲み方改善されるかなぁ、なんて思ってたけどそんな甘い問題じゃなかったという事にやっとこさ気がつきました。

この酒乱、治そうという強い意志がないと治らない…絶対!


私はとても幸せ者で、周りの友人に恵まれすぎていたけど、この酒癖いつか絶対人間関係破綻させるし(実際今回破綻したし)、運が尽きたら死ぬと思う(実際前歯折ってるし)。


今回日記に反省文書いたのは、絶対にこの気持ちを忘れないようにするぞ!という意志の弱い私なりの意志の表れです。

飲み会行く前に読んで、この悲しい気持ちや情けない気持ちを思い出そう…


美味しいお酒は大好きだし、きっと禁酒は出来ない。けど、二日酔いは実際辛いし記憶無くすのは怖いし、相手も自分も最後まで気持ちよく飲みたいものです。


この事に気がつくまで8年近くかかってることになる…

本当にいつも、間違わないと当たり前の事さえも分からない私。

ホントしょうもないけど、転んでもタダじゃ起きない精神で、これからも頑張って生きて行こう。


ちなみに、今回の敗因は散歩と称して日本酒四合瓶を抱えて飲みながら帰っていたからです。しかもほとんど飲み終わってた。

こんな危険な遊び、良い子も悪い子も真似しちゃダメですよ。

カスタードプリン

柄じゃないけど、比較的にお菓子作りが好きな子供だったと思う。


ありがちだけど、小さい頃の夢はケーキ屋さん。

10歳の時に小学校の授業で半分成人式なるものをやって、将来の夢として書いたのは喫茶店のマスター。10歳の女子の夢が喫茶店のマスターというのは渋すぎたらしく、男子にすごく笑われて恥ずかしい思いをした記憶がある。


なんで最初に柄じゃないって書いたかというと、まず性格が雑だし、部屋は汚いし(汚い部屋で作ったお菓子とか絶対食べたくない)、出来上がったお菓子も見た目が悪いし、味もすごく美味しいわけでもないし。見た目も綺麗で美味しいお菓子を作れる女の子なんて、星の数ほどとは言わないけれど、私の周りにはたくさんいる。


それでもうちには年季の入ったケーキの型や粉ふるい器がちゃんとあって。上京する時に持ってきたシフォンケーキとプリンの型は、家族に作って褒められたり、大切な人の誕生日に作ったり、ほろ甘苦い思い出がたくさん詰まった大切な品でもある。


クッキーやチョコレートなど諸々のお菓子は、必ずと言っていいほど満足に出来た試しはないけど、シフォンケーキとプリンだけは自信あったな。


前置きはこれくらいにして、人に振る舞う事を理由に、最近甘いもの食べたい欲が暴発している事からひっさしぶりにカスタードプリンを作りました(部屋も綺麗になったので)。


久しぶりの割には手際も良く、なんか大人になったんだなとしみじみしてしまった…


お菓子を作ってる時のワクワク感って、なんて表現すればいいんだろう。この気持ちって、子供の時にお菓子作ってた時と変わらないなぁと思う。楽しい。


おそらく7.8年ぶりに作った私のカスタードプリンは、今オーブンの中でクルクル回りながら、完成に近づいている。

人に振る舞う分がなくなったとしても、許されてしまう一人暮らし。

それもまた楽しい。

最近のこと

気がついたら全然書かなくなってた日記。

最後の日から1年以上経ってるなんて驚いた。

体感的には半年くらい書いてなかったかなぁなんて思っていたけど、

時間の流れについていけなくなったのは、年老いてきた証拠かな。

 

そんなぼんやりとしか覚えていなかった日記をなぜまた書こうと思ったのか、

それは最近ますますおしゃべりが下手くそになってしまったから。

話したい事も、伝えたい事もあるのに、全然思った通りに伝わらず、

途中から「一体私は何をしゃべってるんだ・・・?」と自分が混乱する始末。

聞いてる相手も「???」そりゃそうだ。

挙句の果てに、違うニュアンスで相手に伝わってしまい

「そうじゃない!私が言いたいのはそういう事じゃないんだけど・・・

でももう軌道修正できるほどの気力はないからそれでいい・・・」

本当の私はそうじゃないけど、もうそっちの私でいいです。

そうやってしゃべるのがだんだんしんどくなってくる。

 

しかし、捌け口がなくても思考は止まらないわけで。

頭も心も言葉でいっぱいになって、

それでも足りなくてお腹や背中や指の先までパンパンに膨らんでしまう。

時間が経って萎んだかと思えば、また新しい言葉で埋め尽くされてしまう。

 

人とうまく話せないって理由で離れても、

結局誰かと話したくて破裂しそうになってる。

 

そして、文字にする事にしたわけです。

文字ならまだきっとマシなはず。

そんな希望を手に相変わらず会社のPCから日記を書いている。

 

手書きの日記だと、自分の字の汚さに絶望して

別の方面から落ち込んでしまうので、

パソコンというのはとっても便利だな、と思う。

 

久しぶりに書いた割には内容はほぼないようだけど(ダジャレじゃない)、

やっぱり、捌け口が見つかるって、体に良い。と思う。

また気が向かなくなるまで、ぽつぽつ書こうかな。

 

今更ながら

最近寒い日が続いています。足元から忍び寄って体の芯まで浸食していくような寒さ。しんしんと冷え込んでいく。これが冬なんだよなぁ、忘れていました。寒ければ寒いほど空気が澄んでいる気がして、職場から見える富士山も、水色とオレンジ色が混じり合ったような夕焼けも、朝方の月も、これまで見ていた物とは別物のように綺麗に見える。やっぱり冬が一番好きだ。
 
気がついたら2016年もおわり、最初の1ヶ月も、もう半分過ぎた。年々1日が短くなっていく気がする。今年もあっという間に終わるのかな〜。

思い返せば2016年は、怒られてばっかりの1年だったな。両手じゃ足りないくらい、いっぱい怒られたな。でもこの歳にもなると、なかなか怒ってくれる人がいなくて、自分の知らない所で悪口だけ言われてる場合が多いので、ありがたい事です。自分を見直す良いきっかけになったのかなって思います。日々成長していかなければ、人間として生まれた意味がない。それはともあれ、なんだか全体的に落ち着いていた印象の1年。友人の手のひらに嘔吐しまくった日は一生のうち反省ランキング上位に食い込むけど、それ以外は非常に落ち着いていたと思う。大人になってるのかな〜分からんけど。

2017年の目標は、枠からはみ出すって事とやりたいことは全部やるって事。なんだか、今やらないと一生出来ない気がする!と焦る気持ちがスクスクと育ってきて。今年1年がこれからの私の人生にとってすごく大切になるような予感がしてます。今の私の最後のチャンスみたいな。それによって、自分が好きな自分でいられるか、とてもつまらない大人になるか、決まってしまうような気がしてならない。だから、今年はとにかく自分の心に従って行動しようと思います!面白そうなことはもちろん、大変そうでもやってみたいことには飛びついていきたいなぁと思います。

具体的には、まず車の免許は絶対に取る!6月のボーナスが出たらすぐに入校しようと思います。

あとは、本をたくさん読む。出来れば映画もたくさんみたいけど、今年は活字をたっくさん読みたい。今まで興味なくて読んでなかったものとか、名前は聞いたことあるけど内容はよく知らないものとか、無理してでもたくさん読みたい。

それから仕事を溜めない事と連絡はすぐに返す事。

出来れば英語の勉強もしたい…けど、これは出来なくてもいいかな…とりあえずネクステージからやり直す必要がある…

なんだか2017年の始まりは、ちょっとドキドキワクワクしてます。これが一時的なものでないといいなぁと思います。頑張れ私!みなさん、今年も遊んでね。

今年もたくさん笑って健康で過ごせますように…

1年

今月の20日で、ジムに通って1年が経ちました!やったー!
始めた時は、絶対続かないっていろんな人に言われたし、自分自身体動かす事が好きじゃなかったから、どうなることやらって思ってたけど、なんだかんだ1年間通う事が出来た…!だいたい週1~2回を目標に、もちろん体調悪かったり予定あったりして1回も行けない週もあったけど、それでも毎月通い続けて1年経った。
始める前本当に通うかずいぶん迷ったなぁ。運動不足は早死にのリスクファクターと聞いて、やばい運動なんて今まで生きてて体育の時間しかしてないよじゃあジムでも通ってみよっかなぁって考えてから、人から話聞いたり近くのジム調べて値段比べたり。でも、よく運動嫌いなのに入るって決断したなぁって思う。自分を褒めたい。よしよし。
 
やっぱり、やってみるっていうのが一番大切で、最初の一歩が一番大変だよね。やってしまえば、流れに身を任せていればどんどん流れていくし、慣れていけば自分で方向を決めることだって出来る。何事もとりあえず自分で経験してみるっている事の大切さを身をもって感じました。
 
しかし残念なことに、体重や体脂肪は全くと言っていいほど始めた時と変わってなかった…まあ、何も考えずに欲望のままに食べる生活をしてたって考えると、増えてないだけマシなのかもしれないけど。ジムが結構自分に合ってるってことが分かったから、これからはダイエットにも活用していこうかなぁと思います。

頑張れ!進め!私!

好きなもののはなし

私はどちらかというと、暗い話の方が映画も小説も好きだ。もっと細かく言うと、自分に起こる悲しい出来事や辛い現実と向き合って、奇跡的な何かが起こって現状から抜け出せるわけではないけど、救いがない中でも進んでいく、そしてその中で少しずつ自分の手で救われていく、という類の話が好きだ。
 
こないだ見た『恋人たち』という映画が本当にものすごく、ものすごくよかった。140分間、ずっと見入ってしまった。登場人物の感情が、どれも遠く離れたものではなくて自分の隣にあるような、同じ体験はしていなくてもスッと心に沁みてくるような、そんな感覚だった。特に、女性陣の泣き方がすごく共感できた。人って泣きたくない時、笑うんだよね。少なくても、私はそうだ。ラストもすごく素敵で、私は何回でも見たくなると思った映画だった。
 
今読んでる本は、八月の六日間という小説で、これもすごくよい。一文一文の表現がとってもきれいでユーモアがあって、読んでいてとても面白くて関心する。こんな表現あったんだ!って、いちいち感動する。実はまだ半分も読んでいないのだけど。主人公はアラフィフの女性で、一人で山を登る。この女性も、色々な物と戦ってる。ストレスとか悲しみとか。それを抱えて山を登る。この本のすごい所は、読むとすごくハッピーな気持ちになれるという事!30代で初めて山に登って、どんどん山の魅力の虜になっていく彼女。私もやろうと思えばいつでもなんでもできるんじゃないか!?ってすごく前向きな気持ちにさせてくれる。もちろん山にも登りたくなる。読みだすと止まらない。こんなにハッピーな本久しぶりに読んだ。
 
なぜ最近私はよくイライラするのか、その理由はやっぱり縛られているように感じているからだと思った。私はやっぱり自分が大好きで、自分1人で好きな事をして過ごす時間が大好きだ。趣味を無理やり共有したり、自分の見たいものを好きなタイミングで見れなかったり、私のタイミングでやりたい事が出来ないことが多くてイライラしていたんだな、きっと。
自分のことを大切にするのは、そんなに悪い事だろうか。恋人よりも自分の方が好きだと言ったら、なんだかすごい自分勝手なやつだと思われるかもしれないけど、恋人といる時間と同じくらい、自分の時間を大切にしたいと思うのはそんなに冷たい事なんだろうか。それが分からない。私が子供なだけなのか。
 
心に引っ掛かるものをうやむやにして、今日も明日も過ごしていくんだろうなぁ。はっきりと答えが見つかるまで。こんな時に私を救ってくれるのは、だいたい映画か小説か、お酒を一緒に飲んでくれる友達である。